●今月の院内行事食~敬老の日~(9月17日)●
敬老の日は、1947年9月15日に兵庫県多可郡野間谷村の村長が「老人を大切にし、年寄りの知恵を借りて村作りをしよう」という趣旨から「敬老の会」を開いたものが始まりといわれています。9月15日という日取りは、農閑期にあたり気候もよい9月中旬ということで決められました。その後、1963年に制定された老人福祉法で9月15日が老人の日、9月15日~21日は老人週間として定められ、2001年にはハッピーマンデー制度の実施に伴い、日付が9月の第3月曜日に変更されました。
当院では、赤飯を中心とした行事食で敬老の日をお祝いさせて頂きました。
◆本日の行事食◆
(写真上段左から)酢味噌和え、絹揚げのあんかけ、茄子の浸し、和菓子
(写真下段左から)赤飯、焼き魚
エネルギー:489kcal たんぱく質:23.1g 脂質:4.9g 炭水化物:86.1g 塩分:3.4g
※食べ物を飲み込む力が弱い方には、ペースト状に仕上げた嚥下しやすいお食事を提供しています。
(写真上段左から)味噌和え、あんかけ豆腐、茄子の浸し、レアチーズ風ムース
(写真下段左から)さくら粥、煮魚
エネルギー:481kcal たんぱく質:20.5g 脂質:9.3g 炭水化物:78.2g 塩分:2.8g
◆敬老の日と赤いチャンチャンコ◆
長寿のお祝いは、数え年で61歳(満60歳)になる「還暦」からお祝いするのが習わしとなっています。還暦には自分の生まれた年の干支が一巡し「赤ちゃんに戻る」という意味で、赤いチャンチャンコとずきんを送るという風習があります。
本日メイン料理では、「アカウオ(赤魚)」として流通している魚を焼き魚で召し上がって頂きました。煮付けやムニエル、唐揚げとして食べてもおいしい魚です。
長寿のお祝いの気持ちを、お食事の色彩からも感じて頂けますように。
日頃の感謝を込めて、心よりお祝い申し上げます。