●今月の院内行事食~土用の丑の日~(7月20日)
蒸し暑い日が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
当院でも夏の暑さに負けないよう、7月20日の「土用の丑の日」に鰻(うなぎ)を提供させていただきました。鰻(うなぎ)にはビタミンAやビタミンB群が豊富で、夏バテの疲労回復の効果以外にも、のどや鼻の粘膜を健康に保つ働きがあるので夏風邪予防にもなります。皆さんも鰻を食べて暑い夏を乗り越えましょう。
●本日の行事食献立●
●健常食
(写真上段左から) 漬物、胡麻よごし
(写真下段左から) 米飯、鰻の卵とじ、清汁
エネルギー:473kcal たんぱく質:25.2g 脂質:13.9g 炭水化物:61.0g 塩分:3.6g
●食べ物を飲み込む力が弱い方には、ペースト状に仕上げた嚥下しやすいお食事を提供しています。
(写真上段左から) 味噌汁風、含め煮
(写真下段左から) 全粥、漬物、ごまだれ煮
エネルギー:485kcal たんぱく質:25.5g 脂質:65.8g 炭水化物:65.8g 塩分:3.1g
●「鰻(うなぎ)」という名前の由来
漢字の由来は、曼という漢字に関係しているようで、この漢字には「つや・長い」という意味が含まれているそうです。つやのある長い魚=「鰻」という漢字が出来たのではないでしょうか。また、うなぎは昔「むなぎ」と呼ばれていたそうで、万葉集などの書物にも「むなぎ」と書かれています。「む」は身、「なぎ」は長いという意味があったそうです。うなぎの姿が目に浮かびますね。そのほかにも、うなぎの胸の部分は黄色っぽくなっていることから「胸黄(むなぎ)」がうなぎへと変化したという説もあるそうです。