日に日に暑さが増し、いよいよ夏が近づいてきましたね。
さて、6月4日は6(む)と4(し)の語呂合わせで『虫歯予防の日』と
言われています。また6月4~10日の1週間は、日本歯科協会などが
『歯の衛生週間』を実施しています。
○虫歯の原因って?
虫歯菌がつくる酸によって歯が溶かされることにあります。
歯の表面の大切なミネラル成分が溶かされてしまうのです。
○虫歯予防のためによく噛んで食べましょう。
食べ物をよく噛むことにより唾液が多く分泌されます。
唾液には消化を助け、口内を清潔にする作用があり、虫歯になりにくくします。
また、溶けてしまったミネラル成分を再び歯にくっつける力があります。
しっかり噛んで唾液をたくさん出しましょう。また、しっかりと噛むことで
口に刺激を与え、歯茎や顎を丈夫にします。
○歯や骨を丈夫にする栄養素
カルシウム:歯や骨を強くしたり維持したりするのに欠かせないミネラルです。
リン:丈夫な骨や歯の形成に重要な役割を果たします。
ビタミンD:腸でのカルシウムの吸収を助け、カルシウムを歯や骨に運ぶ
働きがあります。
ビタミンC:歯や歯肉、歯茎を丈夫にします。
☆本日の行事食献立☆
(写真上段左から) おかか和え あんかけ 和菓子
(写真下段左から) 桜えびご飯 若鶏の甘酢和え
エネルギー:604kcal たんぱく質:29.9g 脂質:14.8g
炭水化物:84.6g 塩分:3.5g
○食べ物を飲み込む力が弱い方には、ペースト状に仕上げた嚥下しやすい
お食事を提供しています。
(写真上段左から) 和え物 豆腐の煮物 豆乳ブラマンジェ
(写真下段左から) お粥 和風あんかけ
エネルギー:504kcal たんぱく質:22.8g 脂質:12.6g
炭水化物:75.2g 塩分:2.9g
○本日の献立には・・・
ご飯の桜えびにはカルシウム、おかか和えのかつお節にはカルシウム・リン・
ビタミンD、甘酢和えのカリフラワー・おかか和えのオクラにはビタミンCが多く
含まれています。
歯や骨を丈夫にする食生活は、さまざまな食材を組み合わせてバランスよく
3食しっかりと食べることが基本となります。組み合わせて食べることで、偏り
なく栄養素を摂取でき、それらに含まれる栄養素は効率よく身体に吸収されます。
よく噛んで食べること、そしてバランスの良い食生活を続けて、いつまでも
「おいしい」と「元気」を支える丈夫な歯を守っていきたいですね。