年越しそばは江戸時代ごろから定着したようです。その由来については、そばは長く伸ばして
細く切って作る食べ物なので、細く長く、「健康長寿」の縁起をかついで食べるようになったと
いう説が一般的です。
● 本日の行事食●
・ご飯
・肉みそ田楽
・白菜の酢の物
・年越そば
・酒饅頭
・ふりかけ
写真の位置より、上左から ふりかけ、白菜の酢の物、酒饅頭
下左から ご飯、年越そば、肉みそ田楽
エネルギー：649kcal 蛋白質：24.1g 脂質：12.3g 炭水化物：106.4g 塩分：3.5g
★ 食べ物を飲み込む力が弱い方には、ペースト状に仕上げた嚥下しやすいお食事
を提供しています。
・全粥
・肉みそ田楽
・和え物
・年越そば
・バナナムース
・漬物
写真の位置より、上左から 漬物、和え物、バナナムース
下左から 全粥、年越そば、肉みそ田楽
エネルギー：510kcal 蛋白質：14.4g 脂質：8.1g 炭水化物：90.3g 塩分：4ｇ
★ ワンポイントアドバイス★
みなさまは、そばの具材・薬味はどのようなものを入れていますか？
年越しそばに入れる具材には地域・家庭により様々ですが、たんぱく質源の魚や肉類
とともに、色合い良く人参や菜っ葉類、きのこや海草を添えるだけで栄養価が上がります。
当院の年越しそばには、きす・ほうれんそうなどが入っています。
きすは高たんぱく・低脂質でカルシウムや鉄分が含まれており、ほうれんそうなどの
緑黄色野菜とともに摂取することでカリウムや鉄分、ビタミンなどがしっかり摂取する
ことができ、栄養バランスがアップします。
また薬味としてゆずを入れています。ゆずはビタミンCが多く含まれ、皮の部分を少量
刻んで入れるだけでさわやかな香りが料理を引き立たせ、おいしくなります。
他にもネギ・七味唐辛子などの薬味は、食欲を増進させ、口の中や胃の粘膜を刺激
して消化吸収を活発にする効果や血行を良くし、身体を温める効果があります。
