●今月の院内行事食~処暑の日~(8月23日)●
処暑とは、夏が過ぎ去っていく時期を指します。
昔から処暑の頃は台風が来やすい時期とされ、台風特異日とも称されるようです。
この時期は激しい夕立が降ることもよくあるため、折りたたみを常備したり、防災備品や非常食を見直しておきましょう。
当院では、処暑の日の行事食として、夏バテに効果が期待できる豚肉を使用したお料理を提供させて頂きましたので、ご紹介いたします。
◆本日の行事食献立◆
(写真上段左から)南瓜のオクラかけ 煮浸し カットロール(スイカ)
(写真下段左から)枝豆ご飯 豚肉のさっぱり炒め(青じそドレッシング)
エネルギー:485kcal たんぱく質:25.5g 脂質:10.0g 炭水化物:72.9g 塩分:3.0g
●食べ物を飲み込む力が弱い方には、ペースト状に仕上げた嚥下しやすいお食事を 提供しています。
(写真上段左から)南瓜の煮物 煮浸し グレープゼリー
(写真下段左から)全粥 ケチャップ煮
エネルギー:493kcal たんぱく質:16.0g 脂質:12.4g 炭水化物:79.4g 塩分:2.7g
◆枝豆の栄養◆
枝豆は大豆の未熟豆のことをさします。大豆と同様にエネルギー・脂質・良質なタンパク質に富んでいるだけでなく、大豆には少ないβ-カロテンやビタミンCを含むのが特徴で、豆と野菜の両方の栄養的利点を持った緑黄色野菜です。また、枝豆には高血圧の原因となるナトリウム(塩分)の排出を助け、利尿作用を促すカリウムを多く含んでいるため、体内の水分量を調節し、むくみ解消にも効果的に働きます。
行事食では枝豆ご飯にしてお召し上がりいただきましたが、塩ゆでにしてそのまま食べたり、すりつぶしてポタージュにしたりするなど、色々な楽しみ方ができる食材ですので、ご家庭でもぜひ楽しんでください。